この旅館は元々、どこにでもある木造の2階建てのお家でした。 ですがある日、住む人がいなくなり”空き家”となってしまったのです。 が、これもまた”どこにでもある”お家です。 国内には約900万戸の空き家が存在しているうちの一つだったのです。 長年、誰からも必要とされなくなってしまったこの場所を、また誰かの安らぎの場所としたく”旅館”に再生しました。
旅館として宿泊ができるだけでなく、2階のぎゃらりぃ室に伊勢・鳥羽の伝統工芸品を展示したり、町の子どもたちが集う遊び場にしたり、近隣の皆さんで活用する憩いの場としたり様々な施設となります。 ここは僕の旅館ではなく、皆さんのお家です。 「古いお家でもこんなにも楽しい場所になるんだ」と皆に知ってもらう事が空き家問題を解決していくためのキッカケだと思っているからです。
穏やかな海を望む小さな漁港のすぐそばで、築約100年の空き家を譲り受けました。ここを、旅行客が泊まれる旅館としてだけでなく、将棋教室として学びの場に、伝統工芸のギャラリーに、地域学生の活動の場に・・・そうした町の人たちの憩いの場として再生します。そしてずっと残し続けたいです。
開始からわずか2時間で目標金額の150万円を突破し、2,965,055円の資金調達を実施しました。こんなにも嬉しいことはありません。何よりも皆さんが一緒になって楽しんでてくれていたことが嬉しかったです。本当に本当にありがとうございます!!